Blog記事一覧 > 11月, 2025 | 江戸町整骨院 | 飯田市・下伊那郡で評判の整骨院の記事一覧
交差点は車同士だけでなく、バイクとの接触事故も多発する危険な場所です。バイクは小回りが利き視認性も低いため、四輪車から見落とされやすいという特徴があります。
・特にバイクは車体が小さく見落とされやすいこと(死角に入りやすい)
・転倒のリスクが高いこと(二輪であること)
・左折車に巻き込まれやすいこと
・車との速度感覚が異なること
など、交差点でのバイク事故は守る車体が無いこともあり、重大なケガにつながりやすい特徴があります。
交差点でのバイク事故は、過失割合の判断が難しいケースが多いです。
今回は「交差点で起こるバイク事故」に焦点を当て、過失割合や注意点について解説していきたいと思います。

差点でのバイク事故の代表的なケース
右折車と直進バイクの衝突
車が右折しようとした際に、直進してきたバイクと衝突するケース
→ この場合、原則的には直進優先のため、車側の過失が大きくなります。
過失割合例:車80%:バイク20%
※ただし、バイクが著しくスピードを出していた場合や、信号無視をしていた場合はバイク側の過失も加算されます。
信号無視による衝突
信号を無視した車やバイクが交差点に進入し、衝突するケース
→信号無視をした側の過失が大きくなります。
過失割合例:信号無視した側90%:被害側10%
出会い頭の事故
信号のない交差点で、優先道路側を走るバイクと、非優先道路から出てきた車の衝突したケース
→ 優先道路を走行していたバイクに有利に働くことが多く、車側の過失割合が大きくなります。
過失割合例:車90%:バイク10%
左折車と直進バイクの接触
車が左折する際に並走していたバイクと接触するケース。
四輪車が巻き込み確認を怠った場合、車側の過失が大きくなります。
過失割合例:車70~80%:バイク30~20%
バイク事故の特徴
・車と違い、ちょっとした衝突でも転倒しやすいため ケガの重症化リスクが高い為。
・相手が「バイクはスピードを出している」と主張し、過失割合の交渉でトラブルになりやすいんです。

バイク運転者の交通事故対策
バイク用のドライブレコーダーを装着しておくこと
バイク事故の場合、大きなけがのリスクが高くそのまま救急搬送されてしまうことが多い為、その後の事故現場検証には、ドライブレコーダーがとても重要になります。
ない場合は事故現場付近の防犯カメラも主張に役に立つこともあります。
自分の主張を立証するためにもドライブレコーダーは装着しておきましょう!
・バイクは常に「見落とされやすい存在」であると意識する
・交差点では減速し、ドライバーの動きをよく観察する
・夜間はライトや反射材を活用し、視認性を高める
実際にあったケースからのアドバイス
青信号で直進していた際、右折車に巻き込まれる形で正面衝突し、転倒し大きなケガを負いました。
相手側は「バイクがスピードを出していた」と主張
しかし交差点付近の防犯カメラ映像があったためその映像が証拠となり、最終的には 車の過失が80%以上 と認定されました。
バイク事故では 証拠の確保が命綱。可能であればドラレコをつけておく、事故後は周囲のカメラ位置を確認するなど、早めの行動が大切です。

まとめ
交差点でのバイク事故は、車のドライバーから見落とされやすく、被害者側が大きなダメージを受けやすい事故となります。
交差点でのバイク事故は「車が大きな過失を負うケース」が多いですが、バイクの速度超過や無理なすり抜けが認定されると過失割合が変わる交通事故となります。
車の運転者は、
・直進バイク優先の原則を覚えておく
・信号や優先道路の有無で過失割合が変わる
・事故後は証拠をしっかり確保する
・左折・右折時に必ず後方・死角を確認する
バイクの運転者は、
・ドライバーは自分が見えていないと思いながら運転すること
・交差点では左折車の巻き込み事故のリスクがある危機感を持つこと
・交差点直進するときは、対向車が急に右折してくるリスクがある危機感を持つこと
・高速道路では、渋滞時にすり抜けをしないようにすること
これらを意識するだけでも、バイク運転中による交通事故のリスクに大きな違いが出てきます。

もしバイクで交通事故に遭われてしまった場合は、治療だけでなく過失割合や保険対応で悩むことも多いです。
当院では、交通事故治療のサポートと顧問弁護士による無料相談を行っておりますので、お困りの際は江戸町整骨院へご相談ください!
TEL0265-48-6443
交通事故で当てられた!相手が逃走!?その時あなたがとるべき判断!!!
ある日、何気ない日常の運転中。信号待ちに後方から「ガン!」と衝撃!
突然起こった追突事故!
驚いて車を降りると、なんと相手の車がそのまま逃げてしまった…。
「え?逃げた!?どういうこと?」「とりあえず追いかけなきゃ!」と焦ってしまう気持ち、よくわかります。ですが、実際に最近このような交通事故でケガをされた患者様、増えているんです。
追いかけたい気持ちはわかりますが、二次災害の交通事故を起こすリスクや、相手によっては、身の危険を生じることもあるかもしれません。
こうした【相手が逃走した追突事故】にこそ、冷静な対応が何よりも大切になります。
今回はこのような交通事故に遭遇した際の対処をご紹介します。

犯人をおいかける
被害に遭った直後、つい「ナンバーを確認しよう!」「相手を捕まえなきゃ!」と本能的に追いかけたくなるかもしれません。→絶対NGです!!!
なぜなら、実際には追いかけることでさらにトラブルを招く可能性が高いです。
追いかけるデメリット
・焦って追いかけることで起こるかもしれない交通事故加害者になってしまうリスク
・スピードの出しすぎや信号無視で自分が事故を起こしてしまうリスク
・相手が急ブレーキや蛇行運転をして誘導するなど、挑発行為に巻き込まれるリスク
・暴力的なトラブルに発展する可能性のリスク
相手が逃げた時点で、事故は「当て逃げ」または「ひき逃げ」として刑事事件の対象となります。
【追跡や捕まえるのは“警察の仕事】
すぐに、警察に連絡!
✅ 【1】まず最優先:安全確保
-
車を安全な場所へ移動(できる範囲でOK)
-
周囲の危険がないか確認
こちらを最優先にしてください。

では逃げられたら何をするべき??
✅ 【2】すぐに警察へ通報(110番)
これは必須です。
**当て逃げは犯罪(道路交通法違反・救護義務違反)**なので、
・事故状況
・逃げた車の特徴(色、ナンバーの一部、車種、方向)
をできる範囲で伝えます。
📌 警察に通報していないと保険が使えない場合があります。
✅ 【3】証拠を集める(とても重要)
可能な限りその場で以下を残してください:
-
衝突した車のナンバー・特徴をメモ(覚えている範囲でOK)
-
現場写真(自車の損傷、道路の状況、ブレーキ痕など)
-
監視カメラがありそうな建物を確認
-
目撃者がいれば連絡先を確保
📸 スマホで写真や動画を撮るだけでも十分証拠になります。
✅ 【4】保険会社へ連絡
自分の保険(自動車保険)へ「当て逃げ事故に遭った」と報告。
📝 使える可能性がある保険
-
車両保険(エコノミーでは当て逃げは対象外、一般型ならOK)
-
人身傷害保険
-
搭乗者傷害保険
※相手不明でも自分の保険で補償される場合があります。
✅ 【5】怪我がある場合は必ず病院へ
軽い痛みでも、翌日以降悪化するケースが多いです(むちうちなど)。
-
必ず診断書を取る
-
警察に提出すると「人身事故扱い」に変更可能

逃走車が発見されてた!!しかし加害者不明なときはどうする?
✅ 【6】警察の捜査に協力
-
防犯カメラ映像の確認
-
写真提供
-
状況説明
警察が相手車を特定できれば、後日「加害者が見つかった」と連絡が来ます。
⭐ 【補足】相手が見つかった後の流れ
-
相手の自賠責保険・任意保険で賠償
-
治療費や修理費の請求が可能
-
逃げた場合は過失割合は基本的に“ほぼ相手100%”で進みます
追いかけるのではなく「記録と通報」がカギ!
被害者としては、相手が逃げたことが悔しくてたまらない気持ちはわかります。
誰しもそんな状況に遭遇した時には、追いかけたくなると思います。
しかし、そんなときこそ感情的にならず、「自分の安全を守る」「証拠をしっかり残す」ことに集中することが、結果的に自分自身を守ることにつながります。
昔と違い、ドライブレコーダーとスマホは、本当に心強い味方です。
スマホですぐに警察に連絡!(写真を撮る余裕があればパシャリ!!)
ナンバー見えなくても、覚えてなくても、後ほどドラレコでナンバー確認!
未設置の場合は、今一度導入を検討してみてください。

まとめ 慌てず、冷静に対応を!やることのポイント!
⚠️ 【やってはいけないこと】
-
追いかけて事故を拡大(危険 & 過失が生じる)
-
その場で示談(相手が逃げた時点でできない)
-
警察へ通報しない(保険が使えなくなる恐れ)
最後に…
追突事故で相手が逃げてしまうケースは、決して珍しくありません。
理由として、酒気帯び運転・無保険車・免停中・無免許運転・スマホ運転・なんとなく。。。など様々間話があります
だからこそ万が一逃走された場合、被害者として「どう対応するか」を知っておくことが何よりの備えになります。
焦らず、冷静に!「相手を捕まえる」のではなく、「自分の身を守り、正しく補償を受ける」ことが、被害者としての最善の対応です。
逃走車を捕まえるために、自分が加害者になることのないようにしましょう!
そしてもし交通事故に遭いお怪我をされた方へ
交通事故によるむちうちや腰痛、肩・背中の張りなどは、受傷直後は軽く感じても、後から強い痛みが出ることが多い症状です。当院では、交通事故特有の痛みや不調に対して、専門的な検査と一人ひとりの状態に合わせた施術を行っています。
痛みが強い日と落ち着く日があり、来院ペースに波が出るのは事故のケガではよくあることです。当院ではその日の状態に合わせて施術内容を調整し、安心して通院できる体制を整えております。
✔ 整形外科との併用も可能
✔ 保険会社とのやり取りもサポート
✔ 早期改善のための通院計画をご提案
✔ 交通事故後の不調・むちうち対応に実績あり
「どこに相談すれば良いか分からない…」
「数日経ってから首・腰が痛くなってきた…」
そんな方もご安心ください。
まずはお気軽に江戸町整骨院ご相談ください。














