Blog記事一覧 > 4月, 2023 | 江戸町整骨院 | 飯田市・下伊那郡で評判の整骨院の記事一覧
アスリートをはじめ、日常的にスポーツを行う方の中には
かかと周囲の痛みに悩まされている方もいるのではないでしょうか?
スポーツにおけるかかと周囲の痛みの原因
「足底筋膜炎」
について、その原因、症状、治療法などの一般的な内容を解説します!
足底筋膜炎とは?
主に40~50代以上の方や、若い年齢でもマラソン・サッカー・バスケットボールなど、
走ったり、ジャンプ・長時間立っている人によく起こるかかとの痛みを引き起こす病気です。
足底筋膜は踵骨(かかと)から足の5本の指に向かって伸びている丈夫な組織で、
足底に弓状の「アーチ」をピンと張ることで、足にかかる体重を支え、
クッションのように足裏への衝撃を吸収する機能があります。
この部位に炎症が生じると足底筋膜炎になります。
最も一般的な症状はかかと周囲と足の裏の痛みです。
痛みの症状は安静後に歩き出した時に強くなる傾向があり、
朝起きた時の歩き出しやしばらく座ったままでいた後の歩き始めにひどくなることがよくあります。
足底筋膜炎の症状
荷重時の足底部痛の好発部位は、
かかとに近い部位・土踏まず(中央部)・遠位部の3カ所です。
一般的に多いのは、朝起きて最初の一歩踏み出す時が痛い・急に歩き出す時が痛いとされています。それ以外では、以下のような症状が見られます。
- 朝起きての数歩がとても痛いがしばらくするとおさまる
- 長い間座っていて急に歩き出すと痛む
- かかとの骨の前内方を押すと激痛が走る
- 土踏まずまで痛くなる
症状が進行すると、組織が変性して治りにくくなります。
さらに進行すると、硬くなった組織に骨が引っ張られることによって、「骨棘」(こつきょく)と呼ばれるトゲ状の突起ができることがあります。
足底腱膜炎の症状には個人差があり、
急に強い痛みに襲われたり、だんだんと痛みが増してきたりする場合があります。
歩くことは避けられないので患部の負担軽減が非常に難しく、治療が困難とされているので
治療を始めてもなかなか症状が治まらない場合は、難治性足底腱膜炎と診断されることがあります。
足底筋膜炎の原因
疲労や身体のバランス、足底周辺のバランスが崩れてしまうことにより痛みが出てしまうケースが多いです。
- 加齢による筋力低下(40代以上に多い)
- スポーツによるオーバーユース(使いすぎ)
- 立ち仕事による加重
- 過体重(太り過ぎ)による足裏への負担
- 靴が合わない
- 足首の硬さ
- 扁平足
- 外反母趾 など
発症のメカニズムとしては足底の縦アーチが崩れてしまい
過剰に伸ばされてしまうことにより歩行時の痛みを発生させてしまいます。
繰り返し強い衝撃を足に与えるスポーツ
繰り返し強い衝撃が足裏に与えることで、足底筋膜は硬くなります。マラソンなど毎日のケアを継続して行う必要があります。
また、アスファルトのように硬い地面は、衝撃もさらに強くなるため、足裏への衝撃や負担が強くなってしまいます!
加齢や疲労の蓄積
長時間の立ち仕事による疲労だけではなく、加齢によっても足底腱膜は固まってしまい、クッション機能が低下してしまいます。
足のアーチの高さが崩れている
足のアーチが高すぎたり、低かったりする場合、不均等な負荷やストレスが足裏や足底腱膜に負担がかかります。特に、足裏にタコが出来ている人は、アーチが崩れている場合が多いので注意が必要です。
ふくらはぎやアキレス腱が硬い人
ふくらはぎやアキレス腱が硬いと足を引き上げる力が弱いため、足の踏み返す際、足底腱膜に負荷がかかります。
新しく靴に替えた
新しい靴に慣れてない場合、足底腱膜に負担がかかりやすくなります。
靴底が薄すぎる靴・クッション性が無い靴・かかとが固定されない靴・とくに靴のサイズが
合っていない場合は、足底腱膜に大きな負荷がかかります。
現代人は運動不足や靴の発達が原因で、
足のアーチを支える力が低下している人が増加しています。
足のアーチを支えられず、大きな衝撃を支える力が弱まることで、
さらに足底腱膜に負担がかかります!
治療方法
まずは、安静に過ごすことを心がけて、症状が落ち着くまでは負担のかかる動作を控えましょう!
立ち仕事や、原因となっているスポーツは一時的にお休みすることをお勧めします。
江戸町整骨院では・・・
ハイボルテージなど、電療機器を利用することで炎症の早期回復を促します!
また、足の裏の柔軟性の確保をするためのマッサージや歩き方や
姿勢矯正など骨格・骨盤へのアプローチもしていくとバランスが整い
足底の負担が減ることで炎症を抑えれるので根本的に治します!
足底筋膜炎や踵の痛みにお悩みの方はぜひ一度江戸町整骨院にご相談下さい。
日頃運動をしていない人がなりやすい
「肉離れ」
ですが、日々トレーニングをしているトップアスリートでも
肉離れが癖になってしまい、選手生命を絶たれてしまうことも・・・
きちんと治療を行わないと再発しやすい怖いケガ「肉離れ」
今回はその対策を原因から予防法、治療法まで!!
はじめに肉離れとは?
収縮している筋肉が急激に伸ばされた時に耐えきれなくなって、
筋肉の一部が損傷したり断裂してしまうことを言います。
太もも裏やふくらはぎなどの大きな筋肉でなりやすく、
急激な痛みを伴い、内出血やひどい時には損傷部位が凹んでしまうこともあります!
原因として
- 筋力不足…普段運動していない人が急に運動したり、急に負荷を挙げたようなとき
- 筋肉疲労…疲労が蓄積、睡眠不足・栄養不足で疲れが抜けないようなとき
- 柔軟性欠如…外気温が低かったり、ウオーミングアップ不足で筋肉がほぐれないとき
まずは肉離れにならないように
肉離れの予防法
「急激に筋肉に負荷をかけない」
「筋肉を良い状態に保つ」
ことを意識して、次の事を実践していきましょう!
〇ウォーミングアップ、クールダウンを入念に
スポーツ前に準備運動をゆっくり行い、軽いジョギングから始めるなど
ウォーミングアップを入念に行って、筋肉を充分にほぐしてからトレーニングを始めましょう。
トレーニング後のクールダウン・ストレッチもしっかり行って筋肉の疲労が残らないように!
〇お風呂でリラックス、睡眠も充分に
疲れが残らないような生活習慣も大切です。
ぬるめのお風呂にゆっくり入って、入浴後にはストレッチやマッサージでリラックス♪
心も体もほぐしてから、良い睡眠を。
〇アミノ酸を充分に
食事では、筋肉をつくるタンパク質を
魚・肉・大豆・乳製品からたっぷり摂るようにしましょう。
普段からトレーニング後や就寝前にタンパク質の素であるアミノ酸の
サプリメントを摂ると筋肉の修復がうまくいき、疲れにくい良い筋肉をつくるのに役立ちます。
吸収効率の良いペプチドのサプリメントがおすすめです!
ペプチドとは・・・
たんぱく質が消化酵素で分解され、アミノ酸が数個固まった状態のこと。
アミノ酸を2~3個まとめて取り込めるため、効率的に体内に補給することができます。
肉や魚のたんぱく質からアミノ酸を摂ろうとすると、
消化され吸収されるまでに3~4時間かかりますが、ペプチドでは
既に分解された状態ですので30~40分で吸収されていきます。
運動食後や就寝前にペプチドのサプリメントを摂ると良いです。
「筋肉づくりのゴールデンタイム」運動後の30分後と就寝後の1~3時間後は、
成長ホルモンの分泌が盛んになり、傷んだ筋肉の修復が行われるのです。
ペプチドは飲んで30~40分後には体に吸収されていくで、
適切なタイミングで摂取するだけで普段よりもからだづくり、
リカバリーの効果が変わってきます。ぜひ試してみて下さい!
肉離れになってしまったら・・・
肉離れの治療法
まずは冷やして炎症を鎮め、その後は温めて回復を早めるのが一般的な治療法。
治療期間の目安は症状度合いにもよりますが、太ももの肉離れで2~4週間、
ふくらはぎの肉離れでは1~2ヵ月かかります。
肉離れは再発しやすい怪我です。あせらずにじっくりと治療に臨みましょう!
まずは冷やす(直後はRICE処置)
肉離れを起こした部位は、2~3日強い炎症をおこしており、内出血を伴っています。
発症直後はRICE処理を行い、その後は冷湿布やアイスパックで冷やして、
炎症と内出血を鎮めるようにしましょう。
・RICEとは、
Rest:安静、Ice:冷却、Compression:圧迫、Elevation:挙上
の四つの処置の頭文字を並べたものでRICE処置は、
捻挫や肉離れなどの四肢の「ケガ」でおこないます。
その後は温める(温熱療法)
炎症が治まったら、温熱療法で患部を温めていきます。
血行を良くして、自然治癒力を促進するためです。
お風呂にゆっくり入る・暖かいタオルで患部を覆うなどで温め、
患部に触れても痛みを感じない程度まで回復したら、患部を温めながら
軽めのマッサージをして、筋肉にも軽い刺激を加えていきましょう。
食事も大切
筋肉を修復するには、食事も大切。
筋肉をつくるタンパク質を積極的に摂るようにしましょう。
脂肪分の少ない魚・鶏肉・大豆などから、
タンパク質の素であるプロテイン・ペプチド・アミノ酸のサプリメントを利用するのもおすすめです。
徐々にリハビリを
ゆっくり軽く慎重にストレッチしてみて、全く痛みがなければ、ストレッチからはじめて、
負荷の少ないウォーキングや自転車からリハビリをスタートしましょう。
テーピングや専用のサポーターを付けて、徐々に徐々に負荷を上げていきましょう。
生活習慣・食習慣が大切
肉離れは突発的な怪我のように見えますが、普段から疲れが残らない様に心がけ、
筋肉を良い状態にしておくように心がけていれば防げることも多いです。
肉離れを始め、身体を良い状態に保つためには生活習慣・食習慣といった
基礎的なことを見直すことが大切です。
身体のケアをしっかりしながら、トレーニングを続けていきましょう!
江戸町整骨院では
肉離れ直後の処置法として、アイシングやテーピング、
ハイボルテージ、湿布などの施術を行います。
筋肉のマッサージをして損傷部分をもみほぐすことで痛みを和らげる施術も可能です。
肉離れは柔道整復師の業務範囲である挫傷に含まれる症状なので、
保険を使っての施術をうけることができます!
肉離れの施術で整骨院に行くことがあれば、ぜひ、江戸町整骨院にご相談ください。
一人ひとりの症状を見極め、原因や状態によって最適な施術を行います。
痛みの根本を治すことを目指しているため、整骨院に通い続けても改善しないなどの悩みをお持ちの方もお気軽にご相談ください。
肩が痛い…
手が上がらなくなってしまった…
これって四十肩・五十肩?
今回は『四十肩・五十肩』についてです!
四十肩・五十肩は単なる肩こりとは異なり
ある日突然、痛みが出て腕を動かしづらくなることが特徴。
40~50歳代を中心に、肩関節の痛み・腕が上がらない・手が後ろに回せない、運動制限を主な症状とします。
一般人口の2~5%がかかるといわれていて、
女性(特に非利き手側)にやや多い傾向があります。
両肩同時に発症するケースはほとんどみられませんが、片方発症した後に逆も発症するというケースは6~34%あります。
医学的には「肩関節周囲炎」と言いますが、
中でも肩関節の変性が起こり、関節部への石灰沈着が進行するタイプを「石灰沈着性腱板炎」と呼んでいます。
石灰沈着性腱板炎を発症した場合は激しい痛みのために睡眠を取ることもままならなくなります。
【四十肩・五十肩の原因】
一般的な四十肩や五十肩の原因としては、次のようなことが挙げられます。
◆肩関節周囲の炎症
慢性的な筋緊張からの筋線維断裂により、肩関節の周囲に炎症を起こすことで痛みを生じている場合です。
髪を結ぶ動作やシャツを着る動作、腰に手を当てる動作に対して制限が加わり、重い症状だと肩や腕を動かすだけでも痛みを生じます。
◆身体の固さ
もともと身体が硬い人の場合、関節の可動域が狭いため、四十肩や五十肩を発症しやすくなります。
【四十肩・五十肩の症状の推移】
四十肩や五十肩の完治までの期間には個人差はありますが、平均して1〜3年かかると言われています。
その理由は四十肩や五十肩に3つの期があるためです。
◆炎症期
炎症期には激しい痛みがあるので腕を動かす時はもちろん、安静にしていてもズキズキと痛みます。
そのため、痛みが出ない姿勢を探し、安静にしていることが一番です。
お風呂で温めることも控えましょう!
◆拘縮期
関節が縮んで肩の動きが悪くなった状態を言います。
四十肩や五十肩が拘縮期に入ると、強い痛みは収まってきますが、肩関節を動かしたときの痛みや稼働制限は残ります。
痛みや夜間痛などは落ち着きますが、肩を動かした時の動作の最後の部分での痛みはこの時期に多く見られます。
ただ、この時期に肩関節をしっかりと動かしておくことで、回復までの期間を短縮することが可能です。
痛みに耐えられる範囲でしっかりと動かし、お風呂でゆっくりと温めましょう!
◆解氷期
解氷期は文字通り、四十肩や五十肩の「雪解け」を迎える時期です。
痛みがほとんどなくなり、稼働制限もかなり改善します。
拘縮期に続き、しっかりと動かすよう心がけましょう!
【四十肩・五十肩に対する施術方法】
保存療法
四十肩の治療は、痛みと可動域制限を和らげることを目的とした『保存療法』が中心となります。
ただし、症状が病期によって異なるため、それに応じた治療が必要となります。
■ハイボルト療法
損傷組織が奥深くに広がっている場合や誘発物質が発生している部位にハイボルト(高電圧)の電気を与え組織の回復を促していきます。
■テーピング
「腫れの軽減」「筋肉の補強」「関節の固定」
などの目的によりテーピングの種類を変えていきます。
一人ひとりの外傷の状態に合わせて、テーピングを行っていきます。
■骨格矯正
筋緊張がみられる場合や、むちうち症状、むくみなどさまざまな症状に対して骨格矯正は有効です。
身体全体のバランスをみて少しずつ矯正を行います。まずは、その身体のバランスに慣れさせることが重要になります。
四十肩・五十肩は間違った対処をしてしまうと痛みが増幅する恐れもあります。
防ぐためには「急性期」と「慢性期」の違いを知ることが大切です。
正しい対処法を行い痛みの緩和を目指しましょう。
【発症前に「予防」】
四十肩・五十肩に悩まないためには日頃からしっかりと予防が大切です。
肩関節は動かさないとどんどん硬くなってしまい、四十肩・五十肩のリスクを高めてしまうので発症する前から肩のストレッチを行うことを習慣に!
長時間のデスクワークや身体の冷えなども筋肉が硬くなって炎症を起こしやすくするため、
こまめに休憩を挟んだり上着を持ち歩いたりして予防するようにしましょう。
また、バックをいつも同じ方の手で持つ・肩にかけるなどの習慣により、偏った負荷が生じることで四十肩・五十肩につながってしまいます。
身体の片側だけに負荷をかけるような習慣は少しずつ直していきましょう。
できるだけ早く症状の鑑別を行い、病期に対する適切な治療とリハビリを行うことが大切です。
肩が突然上らなくなってしまった方・肩の強い痛みやしびれが出た方は、江戸町整骨院にご相談ください!