【コーレス骨折】ってどんな骨折?
- 手をついてしまい骨が折れてしまった
- スポーツ中に転倒して手首が痛い
- 手首を動かすと強い痛みが出る
その手首のケガ、骨折
コーレス骨折(橈骨遠位端部)の骨折の可能性が高いです!
コーレス骨折(橈骨遠位端部)は手首を構成する橈骨と尺骨の2本のうち、
橈骨という親指側の骨が折れてしまっている状態のことで、
転倒などで手をついた後に手首に痛みが出てくるのと同時に
外見上にも変形がみられる骨折なので受傷後に適切な処置をすることが求められます。
コーレス骨折の原因と病態
コーレス骨折は基本的に、手のひらを勢いよく地面についてしまった時に発生します。
歩行中の転倒や、自転車やバイクに乗っていて転んだりしたときに、
前腕の2本の骨のうちの橈骨(とうこつ)が手首のところ(遠位端)で折れる骨折です。
特に閉経後の中年以降の女性に好発します。
その理由は、骨粗しょう症により骨が脆くなってしまっている可能性が高く、
比較的簡単に折れてしまいます。
また、複数の骨が折れてしまう場合や、脱臼と骨折を併発する場合もあります。
若い人でも高い所から転落して手をついたときや、
交通事故などで強い外力が加わると起き、子供では橈骨の手首側の成長軟骨板のところで骨折が起きます。
コーレス骨折の症状
- 手首の強い痛み
- 外見がフォーク状(※)に変形
- 手に力が入らない
- 手首周辺の強い腫れ
手首に強い痛み・短時間のうちに腫れ・けがの仕方によって違いますが、
手のひらをついて転んだあとでは食器のフォークを伏せて置いたような変形が見られます。
手に力が入らず、反対側の手で支えなければならなくなり、
折れた骨や腫れによって神経が圧迫され指がしびれることもあります。
安静にしていても痛みがズキズキすることも多いため、
受傷直後なるべく早く我慢せずに接骨院や整形外科を受診するようにしましょう。
コーレス骨折後の流れについて
転位の程度にもよりますが、
骨折の状態を確認して骨をもとの状態に戻す整復
骨がいい場所に戻れば、固定材を用いて患部の安静が取れる状態にギプスを巻いて固定
骨折の状態をさらに詳しく検査するために整形外科を受診していただきます。
江戸町整骨院では、地域の整形外科と連携しているので、骨折や脱臼に関するサポートを徹底しております。
転位が酷い場合には手術になり金属製のプレートで固定します。
保存療法で治療していく場合ギプスが外れた後、
指や手首が拘縮しうごかしづらくなります。
当院では温熱療法や可動域訓練を行い、
元の状態に近づけるようなリハビリをさせていただきます。
骨折のギプス固定後いかに早いタイミングでリハビリを開始、頻度を高く行えるかが、
手の動かしづらさ・拘縮を予防するのに最も大事だといわれています。
通院されている病院が遠い場合など江戸町整骨院でもリハビリは可能ですのでお気軽にご相談ください。
骨折の疑いがある場合には、江戸町整骨院へ!!