【坐骨神経痛】の原因は?
そもそも坐骨神経痛は
お尻や足の後ろ側にかけて痛みやシビレ・麻痺などの症状のことを
「坐骨神経痛」と言われていますが病名ではなく症状を表す言葉です。
坐骨神経に炎症が生じる事で、お尻や太もも、すね、ふくらはぎ、脚にかけて、しびれや痛みを感じます。
坐骨神経に炎症が生じる病気が沢山あるので、坐骨神経痛は一般的な症状名の一つ。
坐骨神経痛の主な症状
臀部(お尻)や太もも、ふくらはぎ、足先が主な発症箇所に
- 鋭く電気が走ったような痛みや痺れがある
- ふくらはぎが張っている
- 冷感・灼熱感がある
- 足がだるい
悪化すると慢性的に痛みや痺れ、重度な症状になると排尿・排便障害になることも。
特に中高年の方に多く見られる腰痛の症状で、痛みで歩けない、いすから立ち上がることができない、といった状態になることがあります。
坐骨神経痛の原因
・腰椎椎間板ヘルニア
・腰部脊柱管狭窄症
だけでなく、椎間関節炎、梨状筋症候群、仙腸関節障害……
多くの病気が坐骨神経に炎症を引き起こします。
長時間のデスクワークや運動不足などが原因で坐骨神経痛を引き起こすこともあるので、症状を感じたまま放置すると日常的にストレスを感じてしまいます。
主な坐骨神経痛を引き起こす病気
●椎間板ヘルニア
椎間板ヘルニア髄核が線維輪の亀裂により飛び出し、神経を圧迫する病気。
激しい運動や重い荷物をもつなど、椎間板への負担が原因で、遺伝や加齢による筋肉の衰えも影響しています。
●脊柱管狭窄症
椎間板の変形・黄色靭帯の肥厚の影響で神経が通る脊柱管が狭くなる病気です。
原因は先天性のものや後天性、事故などによる稀なケースなどさまざまですが、多くは60歳以上と中高年の方に多くみられます。主な症状としては、長時間歩くことができない間欠性跛行が挙げられます。
●変形性腰椎症
椎間板および椎体(背骨)が変形したり、骨棘ができることで腰部に痛みやだるさ、重たさを感じます。
起床時や動作開始時などに感じることが多く、腰に負担のかかる生活による損傷や加齢により椎間板の水分量の減少が主な原因で症状が進行すると、 変形により脊柱管を圧迫し脊柱管狭窄症を発症することもあります。
自然に症状が改善する場合のほとんどは軽い腰椎椎間板ヘルニアや
椎間関節炎等が原因であり、手や足の捻挫と同等の扱いです。
しかし1か月以上症状が続く、痛みが強すぎる、繰り返し症状が出現する場合には、外科的治療等が必要になる可能性もあるので、医療機関で原因検索を行う必要があります。
坐骨神経痛のセルフケア・予防方法
普段から腰に負担をかけないこと、適切な生活習慣を維持するようにしましょう。
血流の低下を防ぐため、体を冷やさないことも重要です。
- 正しい姿勢を保つよう心がける
- 座った時に体重が左右のおしりへ均等にかかるようにする
- 長時間、同じ姿勢をとらないよう留意する
- デスクワークでは、こまめに休憩してストレッチを行う
- 重いものをできるだけ持たないようにする
- 冷えないように注意する
- 毎日、ぬるめのお湯にじっくり浸かって身体を芯まで温める
- 毎日、軽い運動を行う
日常生活で無意識にしている内容が坐骨神経痛の症状につながっていることもあります。
症状が出る前に腰にかかる負担などを見返しましょう。
病院の治療は投薬が一般的で、これらは痛みをコントロールする為に使います。
痛みで悩んでいる・早期に痛みを取り除きたい!
薬で痛みや・シビレが消失する方はいいのですが、お薬で症状が消失しない方は薬で痛みが消えないくらい悪い体になっているという事です。
当院では体の根本である背骨・骨盤の歪み、筋肉の歪みを矯正し、神経の流れをスムーズにして健康な体に変えていき坐骨神経痛を元から取り除いていきます。
坐骨神経痛は原因になっている疾患によって施術期間が大きく変わります。
痛みでお困りの方は一度当院ご相談下さい!