【セーバー病】どうやって治す?
- 子どもがかかとを痛がる
- 運動後にかかとに痛みが出る
- かかとが痛くて歩けない
- シーバー病/セーバー病と診断された
- 早く競技に復帰したい
こんな症状でお悩みではありませんか?
セーバー病とは?
踵骨骨端症と呼ばれるもので小学生好発する踵(かかと)の痛みです!
踵骨骨端症(しょうこつこったんしょう 別名:セーバー病、シーバー病)は、
10歳前後の男児に多くみられる病気で、
かかとの軽い腫れ、圧痛、歩行時痛がその症状です。
過激な運動の後に症状が出ることが多く、かかとの痛みのため、
つま先歩きになることもあります。
発育期の子どもの弱い踵骨骨端部(かかとの骨の端でアキレス腱が付着しているところ)に
運動などで負荷がかかり、そこにアキレス腱の引っぱる力が持続的に加わることで、
踵骨に血流障害が起こり、踵骨骨端核(かかとの骨の骨端軟骨より先の部分)の
壊死(えし)、または骨軟骨炎を発症するのがこの病気です。
原因
かかとの骨である「踵骨」は、成長の過程で一つのしっかりとした
骨になっていきますが、成長期までは「踵骨骨端核(しょうこつこったんかく)」
と「成長軟骨」に分かれており、構造上非常に脆い状態にあります。
過度な運動など、オーバーユース(使いすぎ)が原因となり、
長時間のランニングなどの過度な運動をすると、
「踵骨骨端核」についている「アキレス腱」や
「足底筋膜」が強く引っ張る為、炎症を起こします。
特にサッカーや陸上などの走る競技、剣道や体操などの素足で行う競技、
バスケットボールやバレーボールなどのジャンプを多くする競技でよくみられます。
放置すると・・・
セーバー病は、放っておくと2~3か月ほどで痛みが引くことがあります。
ですが、一時的には痛みが緩和されたとしても、
浮指、骨盤の後傾、体幹の筋肉、臀部・ハムストリングスの筋肉が弱いと、
年齢が上がった時に、ジャンパー膝やシンスプリントなどの
スポーツ障害を引き起こすことがあります。
ですので、痛みを取るということはもちろん目的ではあるのですが、
将来的なリスクを考えても早期の治療がおすすめです。
治療法
まず炎症の改善のため、「アイシング」を行い、
かかとを着けて歩いても大丈夫なように「テーピング 」や
「サポーター」を使用します。
また、痛みに対してオリンピック選手も使用する
電気治療器「ハイボルト」を使用し、消炎・鎮痛を行います。
セーバー病は安静しても症状は軽減しますが完全には治りません。
シップや鎮痛剤、温めたり、かかとやふくらはぎに電気を流すだけでは治りません。
踵に負担をかけているところを全て整える必要があります!
(1)身体の歪み
猫背や反り腰などの不良姿勢は、身体の歪み(主に背骨・骨盤)につながります。
その結果、連動して下肢関節(股関節・膝・足首)も歪み、
足裏の筋肉に負担がかかることで炎症は起きます。
(2)筋力の偏り
特定の筋肉に負担がかかることで筋力は偏り、骨格は歪みます。
(3)眠りの質の低下、生活習慣の乱れ
睡眠不足や偏った生活は、疲労の蓄積や回復力の低下につながります。
この状態が続くと、シーバー病(セーバー病)をはじめとするさまざまな
症状が改善しにくい身体になってしまいます。
当院の施術は、筋肉・骨格の調整や生活習慣のアドバイスを行うことで
シーバー病(セーバー病)を改善に導きます。
セーバー病はスポーツを頑張っている子供に多く発症します。
スポーツのやりすぎによって、筋肉が硬くなり骨が引っ張られて起こります。
江戸町整骨院ではセーバー病の施術はもちろんですが、
身体の柔軟性を上げ、スポーツパフォーマンス向上のための、動作指導もしています。
子供さんが早くスポーツ復帰するためのサポートをいたしますので、お気軽にご相談ください!