TEL LINE

【圧迫骨折】ってどんな骨折? | 飯田市・下伊那郡・桜町駅 江戸町整骨院

お問い合わせはこちら

Blog記事一覧 > 圧迫骨折 > 【圧迫骨折】ってどんな骨折?

【圧迫骨折】ってどんな骨折?

2023.03.27 | Category: 圧迫骨折

圧迫骨折は…

中高年者や骨粗鬆症のように骨の強度が低下した人に多く、

荷物を抱える・平地での転倒・しりもちなどの軽微な外力で発症する

脊椎(背骨)の圧迫による骨折です。

高齢になると、たまたまレントゲン撮影時に発見されることもあり

目立った理由がなくても発生する骨折で

最近では「いつの間にか骨折」とも呼ばれています。

腰椎圧迫骨折は

腰椎と胸椎の間の胸腰椎移行部で起こることが多く

体を動かしたときに激しい腰の痛みが現れます。

安静にしているときはあまり痛みを感じないのが特徴です。

症状が進行すると、

下肢の痛みやしびれ・麻痺などのヘルニアによく似た症状

が見られることもあります。

20年ほど前までは若い人が高い所から落ちて臀部を強打したときに骨折するものでしたが、

最近の高齢者の増加にともない骨粗鬆症のある背骨に生じることが多くなっています。

骨粗鬆症に 起因して骨の弱くなっているときの圧迫骨折では

胸腰移行部に生じることが多く疼痛が軽度のこともありますが、

尻もちなどの明らか に外力が加わったものでは、痛みは骨盤付近の腰部に感じます。

痛みには特徴があり、寝ている姿勢から起き上がろうとする瞬間に鋭い痛みが出て

一旦立ち上がればあまり痛くなくなり、歩行もなんとか可能というもので、

「体動時腰痛」といわれます。

この体動時腰痛が骨粗鬆症のある人に生じればX線検査で骨折が明らかでなくても、

骨折を考えた方がよいといわれています。

時間の経過とともに体動時腰痛は軽くなりますが、

骨折が治る頃まで瞬間的に生じる痛みとして続きます。

また、骨折が治っていない時期によく動いたりするとこの体動時腰痛が

増強することもよくあるので治りかけも動作に注意が必要です。

 

「安静にしていればいつか治るだろう」

椎体圧迫骨折(いつの間にか骨折)の痛みは放置をしていても

痛みがなくなっていくケースはあまりありません。

放置をしておけばいずれ痛みが治まってくると思いいつも通りの生活

を過ごしてしまう方もいますが、普段と変わらない過ごし方でも

負担がかかり続けてしまうので、痛みが増加してきてしまうことのほうが多いです。

骨粗鬆症による軽度の骨折(圧迫骨折)の場合は、

簡易コルセットなどの外固定をし、前屈(お辞儀する動作)を禁じ、比較的安静にします。

安静にすることで、装具固定期間は個人差がありますが3~4週ほどでほとんどが治ります。

強い外力によるものでは、

ギプスや装具などの外固定で早期に離床し歩行訓練するのが基本になります。

圧迫骨折が高度であったり、骨折部の不安定性強かった り、

脊柱管(脊髄部)がすれたり骨片で圧迫を受けていたりしている場合や、

いつまでも疼痛が残るものには、手術が必要になることがあります。

 

固定・安静以外にも江戸町整骨院では、

◎痛みなどの症状が強い場合(ハイボルト施術)

痛みを起こしている原因の炎症を抑える電気治療です。

炎症を抑えるだけでなく身体のどの部分で炎症を引き起こしているのか判断でき、

原因に対して施術を行うことができます。

◎身体のバランスを整える施術

ハイボルト施術で痛みが抑えられても日常生活での悪い生活習慣・身体の歪み

によって圧迫骨折部にストレスが加わってしまいます。

根本的に痛みを繰り返さない状態を作っていくために

歪んでしまった骨格を整えていく施術も行っていきます。

◎筋力を鍛える施術

骨にダメージを与えてしまっているもう一つの原因は
身体を支えるための筋力
【インナーマッスル】
低下してしまっているのが原因です。

圧迫骨折を繰り返さない状態を作っていくためにインナーマッスルを鍛えていく

施術負荷のかかり過ぎない、患者様に合ったストレッチ・トレーニングを指導します。

圧迫骨折が原因でいつまでも背中や腰が痛い、

背中が丸くなって真っ直ぐ伸びない方は、江戸町整骨院にご相談ください。